一年前の今日は

あの日は病院の帰り道、家にどうしても帰りたくなくて、ヨド○シに寄り道していたら、丁度友達からご飯の誘いの電話があって、それで、駅裏の某居酒屋でワインを1本注文したりして、1時間ほど飲んでいたら、叔父さんから電話があったのだね。ほろ酔いだけど、走った。走った。酔いなんてぶっとんで、息を切らして病院に着いたら、丁度主治医の先生も同時に到着したんだったなぁ。。あれから1年か。


今でも昨日の事のように鮮明に覚えてます。色あせることなく、はっきりと。言葉を発することが出来なくなって数日後のことでした。あんなに毎日食べていたガリガリ君を食べなくなっていたのに、あの晩はスプーンでくだいて、一口、二口とすするように食べてくれました。あれが最後でした。意識ははっきりとしていたので、私が一方的に話をしていたのだけど、耳は聴こえていたらしく、目で頷いたり、笑ったりしてくれてました。あと少し、もう少しだけと毎日願う反面、残された時間はもうないものだと認識もしていました。
こうやってふと思い出すとやっぱり涙がでます。寂しいのか、悲しいのか、両方なのかよくわからないけど。日々をこうやって元気に暮らしていける健康な体に育ててくれたことに感謝します。どうもありがとう、お母さん。私もお母さんのような母になりたいものです。