道は続くよどこまでも

しばらくは自分の身を一番に考え、忙しくも、のんびり、ゆったりと過ごすつもりでいたのだが。どうやらそうもいかない人生を私は歩まなくてはいけないらしい。・・・って重く考えるつもりはないけど、これはもうただの偶然なんかじゃないと思うの。


先週末の私の行動をブログで読むと、まるで独身かのような自由ぷりだね。夫の存在が全くないね。と、夫に言われた私(笑)。おかげさまで、親しい友人達と楽しく週末を過ごせることができたのだけど、実はそれだけじゃなかった。とても尊敬し、信頼している方からの衝撃的告白。しかも、みんなが楽しく酒を飲んでわいわい騒いでいる時に、耳打ちをされたその内容は、「癌」という病気に侵されてしまったということ。しかも、状況としては、初期の段階ではなく、進行しているらしい。治療法も手術ではなく最初から、化学療法をとるとのこと。これは何を意味するのか。もうね、この数年この病気と向き合ってきたつもりだけど、どうして次から次へこんなにも身近で大事な人にばかり襲い掛かってくるのだろう。何か私が悪いのではないか?とも思いたくなってきます。でも、泣いてばかりのあの頃とも違うし、癌患者の家族として過ごしてきた経験もある。心を強くして、微力ながらも支えていきたいと思うのです。短い人生かもしれないけど、まだまだ元気で生きつづけていっ
て欲しいのです。5年後の生存率は50%ほど。まだまだ若いのだから、どうか乗り越えてくださいと祈るばかりです。母の一周忌を前にして、また一つ私の中に試練の道が出来ました。でも共に笑って過ごしましょう。笑えることが何よりも効く治療法なのだから。さて、頑張らないと。