ひとりでできるかな

お久しぶりです。マイスペの某細○さんのパクリですけど、何か。


しばらくぶりの更新です。とんでもなく忙しかったというわけではありませんが、とりあえずその辺は察していただければ幸いです。

というわけで、あっという間に初七日も過ぎまして、昨日から職場復帰もしております。なんて時間の過ぎるのが早いのでしょう。亡くなった晩は瞬く間に時間が過ぎあまり実感というものが沸かなかったのだけど、お通夜あたりからなんかいろんなことを思い出してしまい、ぐずぐず泣いてました。さすがに葬儀の日は泣いてはいけないなと思い堪えてましたが、やはり家に帰り一人仮祭壇におかれている白木の位牌と写真を見るとすぐに涙がぽろぽろと落ち、なんて私はこんなにもダメダメなんだろうと思ってしまいました。今までも一人で過ごしていましたが、本当に一人暮らしを始めなくてはいけないんだなぁと思うと、なんだか狭い家がやけに広く感じてしまい、あぁ辛いなぁ。と思うとまた涙を浮かべてました。
だけども、さんざん泣いたせいか、次第にこんな泣いてばかりじゃダメじゃない。と思うようになり、ちゃんと母が私のことを心配せずとも安らかにいけるように、私は頑張らなくてはいけないのだな。と思うようになったら、なんだかずいぶん気持ちが楽になりました。
考えてみると、この14年という月日はずいぶんと母と充実した日々を送っていたのではないかな?と思います。充実という言葉には若干語弊があります。というのは、葬儀の時にも少し話をしたのですが、14年前に母は交通事故に遭い、重症を負いました。あの日から私は自分の事だけを考える生活がなくなり、母や父、そして妹のことと、なんだか一家の大黒柱みたいなって言ったら大げさだけど、でもきっとそんな感覚で回りの親戚達も私のことを見ていたと思います。とは言っても、もちろんライブ行ったり、フェス行ったりもしてましたが。なもんでね、いざこう、家族のしがらみみたいのから解放されると、それがあたりまえのようになっていたので、ちょっと困ってます。
自分の事しか考えてない人ばかりだなぁーっていつぞや誰かに言ったら、みんなそうなんじゃないですか?という回答がきて、うっそー!って思ったものだけど、きっとそうなんでしょう。ごくごくそれが当たり前のことかもしれないし、かつては自分もそうだったのだと思います。習慣て怖いというか、慣れって怖いというか。自分はそうでなくてはいけない。と心のどこかでずっと思っていたんだと思います。
というわけで、ちょっとづつだけど、これからのことをゆっくり考えたいと思うのです。今はまだ法的手続き等やるべきことがチマチマ沢山あって、なんだか忙しないのですが、落ち着いたら、いろいろ行動に出たいと思いますよ。
そうそう、でも本当の意味での一人暮らしってのはしたことないから、実際今、自分の家の光熱費とか管理費がいくらぐらいなのかとか、一ヶ月の食費がどれくらいかかっているかとか全くわからんのですよ。妹には大丈夫かよ。と言われましたが、たぶん大丈夫。たぶんね。そういうのも含めて少しづつなれていけばいいのだと思います。
いろんなことひっくるめてもこの14年というのは結構いろんなことを学べた時間でもあります。自分の将来の理想像とかそういったのも母を見て学んだし、いい事悪いこと含めて本当にこれは自覚できるだけでも幸せなことだと思います。
そんなわけで、落ち着いたら自分お疲れぃ!会をする予定です。あ、一人でね。そうやってちょっとづつまた楽しみボムを埋めて爆発させて、日々を暮らすのです。生きてれば当然楽しいことばかりじゃないし、日々「んだよ!」って思う事も当然あるのだけど、でもなんていうのかなぁ。意味のないことなんてないし、必ずどこかで返ってくると思うんだね。あとさーやっぱり親は大事にしたほうがいいですよ。親孝行は実際してなんぼだもの。元気でいることが親孝行。結婚して独立することが親孝行。なんでもいいけど、ここまで育ててもらったのに、恩を仇で返すような真似は止めたほういいよね。後悔するだけだし。そういう意味では私は両親二人がもういないのだけど、とりあえずやるべきことはやれたかなぁ?って思うのです。そう思える親でよかったよ。本当に。感謝です。

本当にお母さんどうもありがとう。