ユニトリ民カバ

世間から遅れること1週間、ようやくこの2つを手に入れてきましたよ。


ユニコーン・トリビュート

ユニコーン・トリビュート

いやいや、あまり他人のレビューは見ていないのですが、かずきさんのブログだけ読んでいてやはりそうきたかと思っていましたが、実際聴いてみてものすごく納得。1回しか聴いてないのでなんとも言えませんが、いかに原曲を自分テイストに変えているかということ。個人的にユニトリの1枚目の真心以降のトリビュートしたアーティストらには拍手を送りたい。真心、ドーパン、ケミストリー、PUSHIMつじあやのは完全に自分のものにしていました。いや最初の4曲もそうなんだけど、思いっきりいい裏切りを後者はしてくれた感じです。某H君が爆笑したというスターのターボ意味無し。視聴して爆笑したという話を聴いて内心心配したけど、聴いてみて納得。見事にスターワールドでしたね。参りました。で、2枚目は個人的に好きな曲ばかりなんでアレですけど、1枚目ほどのいい裏切りはない感じ。ていうか先月の祭りでさんざん聴いてたからかもしれませんね。

奥田民生・カバーズ

奥田民生・カバーズ

で、こちらはかずきさんがおっしゃる通りカラオケ的な。。いや、個々にいい味は出しているのでしょうけど、負けてるんですよね。原曲に。きっと奥田さんが一番いいところを取っているのでこれを上手く自分のものにするには本当の音楽家じゃないとムリなのかな?と思ってしまいました。音楽家っつうのは矢野さんだったり井上さんだったりていうことです。で、1枚目だとカエラちゃんのマシマロのアレンジはかっこいいですね。あと個人的にはピーズかな。あと斉藤和義さんのカヌーはあまりにもさわやか過ぎです。でもいい感じ。今をときめくチャットモンチーは息子をあのまんまな感じで歌っていました。しかしグ○イの野ばらは苛立ちを覚えるのは何故だろう。。そして、2枚目はウルフルズはさすがといったところでしょうかね。うまい。ヘヘヘイでトロフィーとは。あとは気になっていたハルカリですが、これも思いっきりすごい裏切りはないのですが、らしい感じに仕上がってますね。
それにしてもこの2つの作品を聴いていると脳内スピーカーがフル回転。どんなにトリビュートやカバーを聴いていても、脳内は奥田さんだったりユニコーンの原曲が流れてるわけですよ。すごいなぁ。で、あらためて思うことはユニコーンてすごすぎる。祭りの時にも友人と話していたのだけど、ユニコーンの曲ってもう10年じゃきかないくらい古いものばかりなんだけど、色あせない。古くないんですよ。先取りしすぎたのかなぁ。ロックやヘビメタ、ポップなものからレゲエ、ピコピコもありますゆらゆらもあります。オーケストラ従えてる楽曲だってあります。そうです何でもあるわけですよ。こんな多彩なバンドを中学生の頃から聴いて多感な高校生でも好んで聴いてきちゃあんた、ちょっとやそっとの新しいアーティストに見向くわけないじゃないですか。もちろんいろんなバンドや曲をこれでもいろいろ聴いてきたつもりではいますけど、やっぱり原点はこのあたりなんでしょうね。とあらためて思った2枚でした。