函館旅行記その1

きっと長文なので斜め読み推奨です。でもって自己満なので、スルーしてもらって。けっこー。でもって写真は後日。


先週の金曜日から2泊3日で母と函館旅行に行ってきました。つい2週間前に入院していたなんて嘘のような頑張り具合でなんとか無事帰ってこれることができました。あぁよかった。
今回なんで函館に行こうかと思ったかというと、まず一度も行ったことがなかったから。で、仙台から函館に行くにはどうも頭の中には飛行機の案しかなくて、今現在仙台空港からの函館への直行便というのは、毎日就航しているわけでもなく(季節的にはあるみたい)、千歳空港から乗り換えたら結構な額になるし、乗り換えしなくても千歳からはJRを使用して、行くにも時間がかなりかかる。というわけで半ば諦めていたのですが、つい2ヶ月ほど前、とある飲み屋の店主から函館はJRで行けばいいじゃないか。と言われ、さくさくと調べてみると、あれま。仙台からたったの4時間半で着くじゃないですか。しかも安っ!というわけで、函館旅行決定。さて、あとは行くタイミングだけと、8月くらいからちまちま計画は密やかに立ててたものの、なんせ病人だけに、そんな前々から予約等もできない。で、9月に入って、体調的に大丈夫そうなら行きましょう。という話のもと進めてました。
で、母がJRの大人の休日倶楽部に入っているので、乗車券とホテルの予約を別々にしたほうがいいのか、それともびゅうでまとめて予約したほうがいいのか、いろいろ比較検討したのですが、結果的に今回はびゅうの商品で行くことに。それでも2泊を同じ宿にしないで、1日目がパンフレットに掲載されている湯の川温泉の宿飛天さんにお世話になり、2日目はじゃらんの口コミなどで検討して駅の近くのホテルキクヤさんにお世話になりました。これで二人で71,900円というのはかなりリーズナブルな旅になったのではないでしょうか。
出発当日、10時半頃の新幹線に乗るために、家を出発したのですが、なんですかあの暑さは。当日の函館の最高気温が19度だったとうこともあったし、翌日の函館山の夜景を見るためにも、ちょっと厚着で出掛けたのですが、駅構内の暑いこと。うんざりしながら、所用をすませ、ホームへ。ほどなくして「はやて」に乗り込みました。上り線はよく利用するものの、下り線は実に1年ぶり。なんか車窓の景色がなんだかいつもと違うせいか、二人してテンション高めです。
今回の旅は電車ということもあったし、比較的長旅。列車の楽しみといえば、駅弁。丁度八戸駅に到着するのが12時ちょっと過ぎくらいでしたので、事前に駅弁チェック。こちらのサイトにてチェックしたものの、いざ購入しようと思うと優柔不断な私はかなり迷い、最終的に購入したのはさんまの柚香寿し(630円)のもの。だってこれから行く場所が場所なので今から美味しいカニやらウニやらを堪能できると思ったので、ここは敢えて秋刀魚ということで。最近〆鯖とか酢で締めた青さかなが好きなので、ついつい手が伸びてしまいました。お味は、ばっちり。500ml缶のビールと共に、美味しく頂きました。

八戸駅を出てしばらくすると、海が見えました。最初、十和田湖じゃない?と寝ぼけたことを言ってましたが、津軽海峡と判明(正確には陸奥湾)。おぉ。津軽海峡冬景色じゃないかと。は思いませんでしたが、いよいよ海底に突入です。しばらくして青森駅に到着すると、進行方向が逆になるとのアナウンス。地図を見れば分るのですが、ちょうど湾曲の真ん中辺りなんですね。青森って。で、席を回転させるのは個人の自由ですというアナウンスのもと、私達の前後の席は誰もいなかったし、特に進行方向に向かってないと嫌だというわけでもなかったのでそのままの状態で。で、ですよ。青森駅から乗車した人で数名の割と若い(とは言っても私と同年代くらい)人らが乗車したんです。で、6人〜7人くらいいたみたいで、どうやら席はバラバラに。
その中の一人の女性がなんだかとってもうるさくて、斜め後ろの席にいたんですけど、自分が一人だけだったのがいやだったのかなんだかは知りませんが、とにかくうるさい。別に空席もあるのだし、その同行している人の隣が空いてるのであればそこに移動すればいいものを、なんかピーピーわめいてる。で、その女性の前だか後ろが仲間だったらしく、片方を回転させて、4人掛けになったので一件落着かと思ってたわけですよ。それから数分後私がトイレに席を立ち戻ってみると、あれれ?なんと自分らの席まで回転されて進行方向へ向いているわけじゃないですか。え?なんで?と思って母に尋ねたところ、後ろの後ろの席の人に「席は進行方向へむくべきですから回転しろ」と。えぇぇぇ!だって、だって、周りを見渡すと、全員が回転させてるわけじゃなくて、逆のまま座っている人も結構いるわけですよ。しかも真後ろの席の人に言われるならまだしも、後ろの後ろですよ。で、その言った奴ってのが、青森から乗車したうるさい一味なわけですよ。なので、そのぴーぴーわめいてた女子がその人に言ったかどうかは知りませんが、な〜んか気分の悪い空気になりましたよ。自分ら席が離れて、そこでDSの対戦とかしてものすごくうるさいのに、たかが、席が進行方向と逆を向いてただけなのに、命令口調で言われなぁあかんのだ。あげく、うるさかった女子は最終的には進行方向と逆の席に座っているわけですよ。本当になんでわざわざ回転して座らなくてはいけなかったのか。人の振り見てわが身を直せとはよく言ったものだ。3つくらい席の離れているところでDS対戦し、それであの甲高い女子の声できゃーきゃーわめかれたほうがよっぽど迷惑だ。どういうご一行様か知らないけど、いい大人が恥ずかしい。んとに、もう。
で、気分を取り直して、いよいよ青函連絡トンネルをくぐるといよいよ北海道。ほどなくして、函館到着。ホームから改札口へ歩いていくと、「○○様」というカードを手にした運転手さんが。実は飛天さんの決め手となった理由の一つとして、このタクシー送迎無料てのがあったのです。他の旅館もひょっとしたらあったのかもしれませんが、乗り換えのための時刻やら何やらを調べる手間がはぶけて楽ちん。気さくな運転手の方で、ここで貴重な情報を入手。エゾの際にも手に入ることの出来なかったじゃがポックル。なんと、これから宿泊しようとしている旅館には毎日数量限定で入荷されるとのこと。しかもちゃんと入荷時間まで教えてもらいました。わ〜い。だって、あれですよ、メインのお土産屋はどこを見ても、「じゃがポックル入荷ありません」の表示が多いのです。駅の中のお土産屋もそうでしたし、翌日に行った明治館などもそう。まさか自分達の泊まるホテルにあるなんて灯台下暗しっていうやつです。

そんな話題であっという間にホテル到着。早速チェックインです。お部屋は10階で眺めのいい部屋で満足。津軽海峡を見渡せ、その先には大間岬まで肉眼で捕らえることができます。いやぁ、よかったよかった。その後お部屋に抹茶を運んできてもらう。わ〜お抹茶!そんな感じで、お菓子を頂きながらしばしまったり。この後どうする?なんて会話をしつつ、とりあえずはじゃがポックル入手のため、ロビーへ。お土産コーナーへ行くと、おばちゃんたちが4〜5人。うっ!危険!と思いつつ、近寄ってみると、ありました。ありました〜!じゃがポックルぅ!たぶん数にして10箱程度。
商品の前には「お一人様2箱まで」との文字が。とりあえず私2箱、母1箱という感じで購入。もうこれで今回の旅の私の満足度はかなりを占めたのは言うまでもありません。

その2へ続く。