キャシャーン

今更ながら観てしまいました。


CASSHERN [DVD]

CASSHERN [DVD]

麻生久美子さん好きがこれでもかっていうくらい不純な動機で所有していたキャシャーンのDVDを借りて見ました。持ち主すら麻生さん出演しているのにも関わらずつまらなくて冒頭の5分程度しか観ていないという代物、そういえば公開していたのは2004年ですか、確かに不評しまくりでヒッキーの主題歌だけが目立っている印象でした。でもなんかずっと気になっていたら、なんと身近なところにDVDが。これはラッキー。というわけで観てみました。感想はというと、これはなんとも難しいです。不評ばかりだったのもうなずける作品ではありますが、意外と私はこの手の映画は好きです。ストーリーよりも映像と音楽が目立っていました。正直ストーリーは原作も知らないし、観ながら細かいところまで理解していくのは難しいのですが、紀里谷さんの伝えようとした感じはなんとなく分った気がします。ていうかこれは一般受けしないかな〜。私みたいな、意外とアニメ好きなんすよね〜的な人なら分るのかもだけど、この手をまったく興味ない人がみたら本当に意味
のわからない、つまらない作品なんだと思います。まぁ、麻生久美子さんがこの作品では他の作品とはかなり違う魅力できれいでしたので、これを観たけりゃ、全部見なさい。という感じですね。一説によると、麻生さんの演技がとても素晴らしいので、主演の伊勢谷君が陰が薄くなってしまうので、演技を抑え目にしたとか。それでもこの作品における麻生さんの位置的なものはとても素晴らしかったです。あとはあれですねCGがものすごいことになってますけど、ロボットの団体がずらずらっとするシーンは昔のアニメのオマージュなのかどうかは分りませんが、映画全体の印象とはかなり違うもので浮いて見えました。そういう細かいところで残念な部分は多々あり、そこが不評に繋がったのかもしれません。というわけで、この秋公開のエヴァが密やかな楽しみです。実は。これのテーマソングもヒッキーですものね。繋がっているなぁ。でもきっと一人でこの映画を観に行ける自信もないし、誰かがこの映画に付き合ってくれるわけでもないので、DVD化されるまでおとなしく待つ
ことになりそうです。