18日

勝手にしやがれ
LA-PPISCH
オルケスタ・デ・ラ・ルス
ASIAN KUNG-FU GENERATION
YOUR SONG IS GOOD
UA
東京スカパラダイスオーケストラ聴いてただけ
FUMIYA TANAKA
RYUKYUDISKO
ACIDMAN
THE BLUE HERB
Cocco
曽我部恵一BAND


さて二日目です。こうやって書き出すと意外に多く見てますね。もっと少ないかと思った。それくらいあっというまの2日間だったていうことかな。

勝手にしやがれ
昼を食べながら、ビールを飲みながら後ろの方でまったり鑑賞。いやぁいいなぁ。いろんなスカバンドあるけど、ジャズスカっていうんですか?ロックスカですか?ジャンルは分らないけど、とにかくホーン隊が心地良いです。前方へ行って見ても良かったので1番から飛ばすと後が大変なので体力温存。

LA-PPISCH
いや〜〜〜マグミ歳取りましたねぇ。でも恭一は相変わらずかっこいいです。ん十年前に戻った人多かったのではないでしょうか?当然回りは同年代もしくはそれより上の方々が多かったのですが、盛り上がりましたね〜。もう飛びまくり、踊りまくりですよ。最後に勝手にしやがれのホーン隊が登場し、パヤパヤは圧巻!同年代より上の人たちはあのモッシュに恐れおののき後ろへ。すいません。ごめんなさい。としか言いようがないくらい盛り上がった。やっぱり名曲。生でパヤパヤを聴けて踊れて飛べて。文句ナシのアクトです。ベストに上げてもいいくらいのパフォーマンス。若干MCは加齢臭ネタで滑っていた気もしなくもないですが、とにかく楽しかった!!これだからフェス大好きです!

オルケスタ・デ・ラ・ルス
縁があって、よくサルサを聴く機会があるので、よし日本のサルサバンドと言ったらオルケスタは超有名!ということで、いっちょラム片手に踊ろうか!なんて思っていたのですが、ラムなんてあるわけもなく、ビール片手に待機。さっきまでレピッシュが熱いステージを繰り広げたとは思えないくらい静かなレッド。なんとなくサルサ好きだなこの人。という感じの人が集まりだして、オルケスタスタート。これはね〜本当に夏ですよ。楽しいのですよ。ぎこちないサルサの基本ステップ踏みながらゆらゆらゆれて、楽しかったなぁ。こういうバンドがエゾに出てくれるのがうれしいですね。他のフェスじゃ考えられないことです。あ、ありえるとしたらフジくらいでしょうか。邦楽フェスではまずありえないのです。それを叶えてしまうのがエゾのいいところ。サルサを知らない若者もここで体験して是非楽しんで欲しかったなぁ。って思います。もちろんそういう人もいたのでしょうけども。きっと今年のジャズフェスもサルサで盛り上がることでしょう。あ〜楽しかった。

ASIAN KUNG-FU GENERATION
オルケスタを途中で抜け、シートゾーンへ。すると始まったばかりの久々のアジカンです。今年のアラバキでは見逃していたので、遠目ではありましたが、それなりに楽しめました。ちょうど座った位置の斜め前くらいにいた数名のグループがものすごい盛り上がりようで、それを見ていたほうが楽しかった。ゴッチの歌を全身で表現している若者がいて、本当に音楽を楽しんでいるなぁと実感。別にモッシュするとか前に行かなきゃ好きじゃないっていうわけではなく、音が聴けて自分が楽しい!それがとても見ていて伝わってうれしかったです。最後に「君という花」が聴けてよかった。やはり名曲。この頃の歌を生で聴いてみたいものです。もう無理かもしれないけど。


YOUR SONG IS GOOD
本当は、ユアソンを見る前にBEGINを見たかったのだけど、今年のグリーンオアシスはちっさいテントで、絶えず入場規制かかりっぱなし。永ちゃんをやめて、こっちを見るのだから、入れないなんてことのないように、アホみたいに19時からのスタートに対して、なんと17時半から外で並ぶことに。でも並んだかいはありました。つい6月?にワンマン見たばっかりだったけど、楽しすぎ!スタートする前に、床が抜けるからほどほどに。というアナウンスも忘れ踊りまくりました。ていうか床抜けるようなテント小屋作るなよ。という話です。とてもオサレな小屋でしたが、壊れるから踊るな飛ぶなはないでしょう。ばかちんが!でもこの小屋、フジでも使ったそうでして、サイトウジュンさんがフジに出演した際にどこかの誰かがこの小屋でプレイし、自分らもいつかここでやれたらな〜と思っていたらなんと今年のエゾはここでびつくり、そして嬉しかったとのこと。そう思えばよしとしようじゃないか。

UA
ある意味念願のUAアラバキ含め見る機会は何度となくあったはずなのに、まともに見たのは今回が実は初めて。新しいアルバムもステキな作品だったので、新旧どう織り交ぜてくるかと思ったら、いきなり「情熱」。そこで盛りあがったのち、はなさん*1とご対面。華奢な感じでステキ女子な香りを感じました(笑。ご挨拶をした後、またUAに聴き入る。幻想的な曲であっという間に終了。いつかライブでも見てみたいものです。仙台は来月ライブあるのだけど、あいにくその日は新木場にいる予定。そうです祭りのある日なんですよ。残念。

東京スカパラダイスオーケストラ
UAが終わったあともっちゃんと合流しご飯。何を食べるか散々迷ったあげく、そういえば前日から米を一切食べてないという事実に気づき、薬膳カレーを食す。ちょうどそのときスカパラが流れてました。間近で観ていなかったけれど、聞こえてくる曲はおなじみのノリノリの曲ばかり。それはそれでフェスのいいところ。生の音楽を聴きながら贅沢にご飯。至福の?ひと時でした。

FUMIYA TANAKA
エゾといえばルーパ、ルーパといえばエゾ。そんな感じで寒い中、ムーンへ移動。ムーンはタイムテーブルが当日まで発表されてなかったので、このタイミングで見れたのはラッキー。薬膳カレーじゃお腹が満たされなく、途中ずっと前日から気になっていた、○○豚のソーセージとワインを片手にゆらゆら。寒かったのだけど、踊っているうちに自然に温まりました。この時間帯一人でうろついていたけど、全然寂しくないのです。それがフェスマジック。

RYUKYUDISKO
いや〜〜超超超すっごく楽しかった!!CDは持っていないけど、楽し過ぎ!盛り上がり過ぎ!ゲストボーカル3部作を発表したばかりだったから、ほのかの期待を抱きつつ、踊ってました。しっかし、琉球のテイストとピコピコがこんなにはまるなんてね。すごいなぁ。で、最初に出てきたのが、KOTOMI。あぁ、、これは彼らは出ないのね。とちょっと内心がっかり気味で踊っていて、次のACIDMANの時間とかボヘミアンのエゾイストに移ろうかと考えていたら、ちゃんと出てきましたよ。ビークルご一行様が。一気に盛り上がりました。しかし、ビークル目当ての人が結構いたみたいで、押しのけて、前方へ行った人はちょっと、どうかなと。。普通に楽しんでいた人がびっくりしてました。そりゃそうだよね。失礼ですて。でも楽しかった。いや〜ルーパいいすね。

ACIDMAN
日付が変わり、寒いのも本気で寒くなってきた頃、彼らの登場です。ムーンからサンへ移動していて逆の流れで歩く人の多いこと。アレレ?大丈夫?と思って挑んだサンステージですが、実際人は昼間に比べたらずいぶん少なくなっていました。しかしながら大木君の歌はあの時間帯にとても絶妙に合いますね。あの歌声がとても好きです。そして、昔の激しい曲も好きだけど、最近の森羅万象を歌うようなスピリチュアルな曲も好きです。何を伝えたいのかがよくわかる。でもきっとこの想いは経験した人しか分からない想いなのでは?とも少し想いながら聴き入ってました。しかしながら、エルレほどではないけど、真後ろに大声で熱唱していた青年達。歌い気持ちは分かるが、違うだろと。私の中の彼らの曲に対する聴き方と、周りの聴き方には温度差があるようです。あんなに壮大な曲でこぶしあげるのか?と疑問に思う夜でもありました。

・THE BLUE HERB
眠さのピークをむかえ、Coccoちゃんに備え休憩をしようと思ったところ、出ましたよ。トイレ事件が。まさかこの時間帯でトイレで1時間並ぼうとは。しかもあと数分で閉鎖。あとはムーンへ移動しろだと。誰もがそんなスタッフのアナウンスを聞くこともなくもくもく並んでました。無事トイレを済ませたら、もう3時近く。休むにも中途半端だし、1時間並んで身体が冷え切っていたので、人の居る中にまじって、彼の歌?メッセージを聴いてました。北海道出身の彼ら。ひょっとしたらものすごく大切なことを話していたのかもしれませんが、どうもあの手は・・・。BBSなどでは私のように普段聴かない人も絶賛だった彼らでしたがすいません。眠さと寒さには勝てませんでした。

Cocco
ドラムか何かの機材トラブルのせいで、約1時間押しでスタート。立ちながら寝てましたって。でも始まったらなんのその。今回のアルバムが私にとってはあまりにも素晴らしかったので期待しまくり。そしてその期待を裏切らない選曲で、うるうるしながら聴きました。あぁ染み入りました。おかげでおたく体質の私は現在こっこちゃんにはまり中。歌も言葉も全てが愛にあふれていて、12月のライブは行かないつもりでしたが、行こうかと検討中。もっと生の歌と声を聴きたくなりました。押していたおかげで、曲が進むにつれて、空がだんだん明るくなり、終わった瞬間朝日が!今回で3度目のエゾでしたが、こんなに綺麗な朝日は初めて。感動の時間を過ごしました。どうもありがとう。

曽我部恵一BAND
シートに戻って、少し仮眠を取ろうと思ったら、シートは朝露でとてもじゃないけど寝れる状態ではありませんでした。そしたら、すぐに始まった曽我部恵一BAND。初めて観ました曽我部。え?感想は???聴いていたけど、ちゃんと聴き入る精神状態ではなかったので、よく覚えていません。覚えているとすれば、アジカンの時に盛り上がっていたグループが再びものすごいテンションで踊っていたこと。あぁ本当に彼らは音楽が好きなのね。と思いぼんやり聴いてました。

というわけで、なんか個人的にはベストアクトばかりのアーティストが多くて、ものすごく楽しくあっという間に時間が経つ事に寂しいと思ったほどでした。ひょっとしたら、今までのフェス参加の中でも充実度で言ったら1番かもしれません。それくらい楽しくてテンションのあがる2日間。トイレ問題はかなり問題はありますが、それすら吹っ飛ぶほどの楽しさ。だからフェスはやめられません。