モンパチ

全国のOTファンが昨晩カスタムメイドの試写会に足を運んだり、ヤフーの生中継を見守る中、私と言えばモンパチのライブに行ってましたよ。いや〜モンパチの単独ライブ(厳密に言うと違うけど)は、初めて♪モンパチはフェスでしか見たことがなく、初モンパチが3年前のエゾにて。そして2回目が今年のアラバキ。で、今回が3回目となるんですけど、とりあえずいいもん見させてもらいました。


今回は「MONGOL800 ga LIVE2」ということで、去年のツアーの続きみたいな感じ。ゲストとして、スカイメイツと、NEW TOWNERという申し訳ないけれども、誰それ?な二組がゲスト出演。まず最初に、スカイメイツが登場。ちょっとした知識としては、スカバンドで以前にビークルとなんかやってんだよな〜くらい。で、実際見た感じは、、、、う〜〜んそうね〜〜楽しげな感じはとても伝わってきますが、人見知りの激しい東北人にはちょっとついてけないMCもあったような・・・。「I CAN SEE CLEARY NOW」をカバーしてましたね〜。ビークルもカバーしてたし、おなじな感じの曲でしたけど、これはこれでこちらのバージョンもよかったですよ。で、次のNEW TOWNERなんですが、グッズのTシャツがとにかくかわいい!!Tシャツバカの私としてはちょっとそそられましたけど、そこは抑え(笑)いざライブ。こ、これがですよ。ごめんなさい。正直始めのとっかかりは笑っちゃいました。え?なんでって。。。これは好みの問題で、これのジャンルが好きな人にはとてもよかったんでしょうけど、あのMCラップっていうか、ヒップホップ的?とでもいいましょうか、、、あのかっこつけ具合がたまらなく私にはおかしく見えるんですよね。で、失笑。でも中盤あたりから結構いい感じで見ることができてよかったですよ。ていうかMCが面白すぎ。ていうかアホ。やはり人見知りの激しい東北人にはきついネタだったかもしれません。でもそれも沖縄パワーで乗り切ってもらって、ようやく本家のモンパチ登場です。あぁ久々やな〜と、とは言っても今年アラバキで拝見してるので他のアーティストに比べたら全然久々ではないんですけど、なんつうか、彼ら成長しましたね〜。て私が言うのもへんですけど。初めて見た3年前のエゾの時、彼らはまだ活動がもっぱら沖縄から西くらいまでで、北海道も初上陸。CMとかでさんざん盛り上がられた時期で、きっと彼らも「なんで?」というとまどいの中、サンステージに立っていました。あの時の彼らのMCはおぼつかないもので、緊張感がこちらまで伝わってきて、「うわ〜大丈夫かな?」なんて学芸会で緊張している息子を心配する母親的な心情で見ていたものでした。それが、今回は、、、まぁ!!相変わらずなのはとてもやさしい言葉。彼らはとても優しい。他の馴れ合うようなアーティストとも違い、逆に突き放すようなアーティストとも違う。とにかく、暖かく、優しい。実に癒しの境地。それでも着実に自分らのものにしてました。しかも昨日はドラムの高里くんのお母さんも来仙されていたようで、始め上の脇(ライトとかあるところ?)にあれ?叔母ちゃんたちがいるね。と会話していたらどうやらおかんだったらしいです。しかもMCで判明しましたが、最初に出ていた、2つのバンドはなんと、浦添高校の1コ上の先輩で、当時からの仲間で、昨日は学祭みたいだね。と言ってました。すげ〜〜!!曲は新曲は3〜4曲披露してくれて、来年中にはアルバムを出すと・・・え?来年中?中じゃなくて、もっと早く出せばいいじゃん。みたいな。でも俺ら遅くてごめんね。ぽいことも言っていたな〜。客席で「がんばって〜」の声があると、清作君は「もっと俺らにプレッシャー与えて(笑)」といってました。いや、ほんとだよ。でも私はやはりあれですよ。「小さな恋のうた」がやはりツボで、あの曲が始まった瞬間に、鳥肌。周りの子たちは踊っていたけど、直立不動。またもや不覚にも涙しました。ちょっとだけね。アラバキの時もそうだったけど、ダメだな〜・・・。琉球哀歌も聞けたし、しかも彼らのすごいところが、アンコール!!本当は3曲くらいで閉めるはずだったのに、あまりの盛り上がりとテンションで、即興で2曲披露してくれました。ドラムのところに3人集まって、何演る?みたいな会話して、客席にも「なにがいい?」なんて聞いてきて、誰かがバラードのリクエストすると、「それは今は違うだろ〜」なんて言って、で、結局HEY Mommyと、For Lifeだったかな?を披露。そして、ラストは「あなたに」で終了。あとから友達に聞いたところによると、やはり反対側の上の横の通路に知的障害者の車椅子の方がいて、サビの部分の「あ〜な〜た〜にぃ〜」のところはその方のところを見つめて歌っていたそうです。あぁ・・・なんて優しいんだ。いかに日ごろ自分が汚れているのかがよくわかる。そんなライブでした。ありがとう。