地上最大のロボットの巻

ここ数日はてなの注目ISBN/ASINで1位?になっている浦沢直樹PLUTOですけども、どうしても原作の手塚治氏の「地上最大のロボット」を読みたくて、読みたくて、昨日文庫本版で鉄腕アトムの7巻のみを購入しました。いや原作を読まずに浦沢版を読んでもろにハマっていたわけで、ゲジヒトとアトムの関係?とかプルートゥの正体とか、まあネタバレという感覚にはちょっと近かったけど、読んでよかった。これで安心して浦沢版も読めるという感じ。浦沢版は原作をもっとより深く自身の解釈のもと掘り下げてストーリーが成り立っているわけだけど、原作は原作でアトムの作品の中でも1番2番の人気を誇る作品だけあって、とても感慨深い作品。私個人では「火の鳥」と「ブラックジャック」くらいしか手塚作品はまともに読んだことなくて、アニメのアトムは見ていたけれど、漫画のアトムは初めてで、なんていうか、読んだことある2作品よりも感情移入してしまうとても深い作品なのだと思った。会社の上司に言わせれば、やはりアトムが手塚作品の最高傑作だよ。と言っていたけれど、私もそう思った。今回は7巻のみしか購入しなかったけれど、全部揃えるのも悪くないと思ったよ。いやあ原作を読んだおかげで、これからの浦沢版がよりいっそうおもしろくなるのも確か。今後の動きに期待です。

PLUTO (2) (ビッグコミックス)

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鉄腕アトム(7) (講談社漫画文庫)

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