古きよき時代

私の副業その2でもあるショットバーってのは、いわゆるジャズバーなんですが、ここ最近まともに店でジャズを聞いた(流した)ためしがない。いやもしかして、未開拓の域を越えてまるでOTのようにすんなり体にジャズナンバーが染み込んでいたのかも?なんていうのはまったくなく、単純にオーナーも私もかけていないだけ。でもって、昨日はつうか最近の私の出番の時のおきまりはビートルズなんですよ。家ではほとんど聞かないし、いまさら?って思われるかもしれないけど、やっぱりね、大人になればなるほど良さが分かってくる感じ?
で、昨日のお客さんの一人がこれかけてって言って渡してくれたCDが、今ど忘れしているんだけど、確か60年代から70年代半ばに流行ったギターロックなバンドのCD。それがさあ、全く古くないんだよね。まあ好みの問題もあるかもしれないけど、私は好きな感じだったのさ。で、そのお客さんに、
「このバンドのように、30年後に聞いても古さを感じないバンドって今少なくなっているような気がしませんか?」
と投げかけたところ、かえってきた返事が、
「う〜んそうだなあ〜最近の音楽はあんまりわからないからなんともいえないけど、スピッツコブクロはいいよね」
・・・?いや申し訳ない。一瞬心の中に疑問符が。なんか答えがあまりにも意外すぎてびっくりしてしまいましたよ。私はスピッツコブクロも好きですよ。でも、今から30年後に聞いた時に果たしてそう思うかなあ?と。その人自分もギターマンでライブなんかもやっているのに、ここにきたか!人の感じ方って難しいですね。まあその人いわく、ミスチルとかゆずもありだとは思っているんだけど、微妙に違うんだって。大御所でいうと、ユーミンはありなんだけど、サザンはね。という感じなんだって。分かる?この違い?う〜んまだまだ未熟者です。

ちなみに、酒の領域ってのもここ数年はどんどん女性に侵食されていると、そのお客さんは嘆いていました。もはや最後の砦はシングルモルトだなと。ふむふむふむ。もうバーボンにも手だされちゃってるし、男の酒といったらスコッチだよ。と。確かに。あの消毒くさいというか、保健室くさいのを上手いとは到底思えません。ついでにいうとOTはターキーを好むとかどっかに書いてありましたね。あれはバーボンて言うところの暴れん坊だそうで。ってショットバーで働いている私が他人事のように言うのもなんですけどね。へへへ。まだ私もこの領域には入っていないっていうことなんです。すみませぬ。。。。