海の子山の子

今日で7月も終わり。今年もあと3分の1というわけですね。早いなぁーーー
ようやく4巻。次巻で最終巻となるそう。うわーどうなるんだこれ。

海獣の子供 4 (IKKI COMIX)

海獣の子供 4 (IKKI COMIX)


私の母は満洲生まれの横浜育ちで、今みたいにコンクリートで埋め立てられる前、歩いて数分で砂浜があったようなところに住んでました。おかげで、海とともに生活するのは自然なことで、やはり海を見ると落ち着くと言ってました。なので、リハビリを兼ねてスイミング通いをしてたのを機会に60歳でスキューバダイビングのライセンスを取得しました。癌が発覚する2ヶ月前まで外国の青い海を目指して、よく旅をしていたものです。さて、私はというと、泳ぐことも好きですし、何よりも水族館に行くことが好きです。では海を見ると落ち着くかというと、沖縄のあのキレイな海を眺めれば確かに癒されるし、感動もしますが、一度だけ体験でスキューバダイビングをした時は面白かったし、感動もしましたが、あの装備をつけて潜る姿はなんとも自然じゃないなと思いました。シュノーケルで十分て思ってしまったのだな。では、私がどこに行けば落ち着くかという話になると、真っ先に思いつくのが雪山なのです。あのキラキラした幻想的な景色はもうど真ん中。次に京都に行っ
た際には立派な仏像や歴史的な建物よりも御神木だったり、霊峰だったりなのです。あの圧倒される空間。無意識にも深呼吸をしたくなります。そんなわけで、私はどちらかと言うと山の子なのか?と思うのだけど、この海獣の子供を読んでいるとですね、やはり海の力ってすごいんじゃないかって思うのです。もちろんマンガですし、作者の作ったストーリーなんだけど、なんともううんと唸らせてしまうような内容で、あながち間違ってはいないんじゃないか?とさえ思ってしまいます。潮の満ち引きと月の引力の関係などもそうですし、人の体内の水分成分もそうです。まだまだ科学の力では解明できないような不思議な現象はあるわけで、そこにロマンを感じるわけです。妄想というか空想は無限に広がりますもんね。宇宙の法則とでもいいましょうか。自分には到底及ばない知識や能力が必要とされるのでしょうから、私はせいぜいマンガで知識を得て空想を広げるだけです(笑)