自分を探さない旅


百万円と苦虫女(公式サイト)を見てきたお。


んまーネタはばらしませんよ。ほぼ日サイトにて監督さんのインタビューが掲載されております。
ほぼ日刊イトイ新聞 - あのひとの本棚。

レイトショーで21時50分スタートということで、終了は24時過ぎ。内容はだいたい満足できましたが、ちょっと長すぎ。せめて、100分程度にしてくれたらかなりの傑作だったと思います。でもなんていうか、鈴子と中島君みたいな若者のもつ、どうしようもない葛藤みたいのはきっと誰にでもあるんだろうなーと思いました。弟君がとてもよかった。あと瀧もね。そしてエンドで郁子ちゃんの歌がとってもしんみり。別に初めて聴いた曲ではないはずなのに、ホロっときました。あれは名曲だな。うん。
で、「自分を探さない旅」を語るシーンが私の中ではものすごく共感するところがありまして、自分の事を誰も知らない場所で生活するというのは現実問題叶わないと思うけど、ものすごく分る。いや別に実行に移したって何の問題もないと思うけど、いつだか誰かにそんな話をしたら、怒られた記憶があります。一人で何でも出来るような顔するなって言われた気もしましたが、そういうのとは全然違うのだけど。きっとこういうことは分る人には分るし、分らない人には一体何のこっちゃ?と首をかしげるようなことなんだと思います。
ま、仕方のないことでしょうが。