Bitter&Sweet

ダメダメな自分も自分として受け入れてあげないと。


最近私の尊敬する方のブログに気になる文章がありました。


感情には喜怒哀楽、もっとも扱い難いものは怒りだと言われる。確かに怒りを上手に取り扱うことは、誰にとっても難しい。でももっと恐ろしい感情は、喜怒哀楽の全てにまたがる嫉妬(jealousy)だと思う。自分の中にある妬みや嫉みの塊。自分の思うがままにならない苛立ち。それを克服するには自分は自分そんな自分に自信を持つこと、心から信頼できるパートナーや仲間に巡り会うことなのでは。いまだになくならない戦争も要は嫉妬が起因する。キリスト用語にもある七つの大罪の中にも嫉妬はある。

ううむ。あらあらなんだか身に覚えのある方もひょっとしているのでは?もちろん私もその一人。恋人に限らず、友人や同僚、上司に家族と、常々どうしてこの人はこうなんだ?と思うことがある。それは全て自分の尺で相手を見るからだ。なんて未熟者なんだろう。100%お互いを理解するなんて到底無理なことなのに。以前の私だったらそれすら感じなかったかもしれない。でも今一人の人と向き合うことで、自分の未熟さを感じ、出来るだけ相手というものを尊重し、100%理解できないにしても、自分は自分、相手は相手と、認めるように努力はしているつもり。もちろんその心がけは大事だけど、それを相手に押し付けると、それはまた未熟者の勘違いに過ぎない。なんて難しいことなんだ。だけど難しいことが本当は当たり前のことで、簡単なことなんて真実からは遠いことかもしれない。それに気づいただけでも私は自分が成長できてるんだと思っている。「努力」と「寛容」と「忍耐」が必要と、どこぞのライターさんが書いていた。なるほど。この3つのキーワードは結婚生活にはよく聞くキーワードだけど、人生においての人付き合いでもそれは必要なことなんですね。そのライターさんが言う「まあ、こんなものかな。でも、もうちょっとがんばってみよう。せっかく出会えたんだから」と。そうですね。「Lost&Found」英語だと一般的に「落し物案内所」だそうで、失って見つけ出す。何かを失っても、何かを見つければいいじゃないかと。いや、本当にそうですね。細美君の歌詞にもそんなこと書いてあったような気がするな。落ちたら拾えばいい。重くなったら置いていけばいい。そんな簡単なことを何故難しくしてしまうのだろうね。思いやる気持ちはきっと誰にでもあるはずだ。それだってとっても簡単なことなのにね。ま、難しく考えずにいこう。こんなものかと。ね。