シュガシュガルーン

最終巻です。


シュガシュガルーン特装版(8)<完> (プレミアムKC)

シュガシュガルーン特装版(8)<完> (プレミアムKC)

思わず特装版を購入。描き下ろし30Pが気になって購入したのだけど、別にいらなかったかな。安野さんの作品の特徴として、ストーリー中盤くらいまではすっごくおもしろくて、サクサクと次は?次は?とドキドキ感を保てるんだけど、ラストスパートが失速しがちなのが多くて、えぇ!なんだこの終わり方は!ていうのが結構あるんですけど、今回のシュガルンは最後詰め込み的なところはあったものの、すっきり終わって、なんだかうれしい。やはり主に小学生を対象にしているから結末としては分りやすくしたのかな。いや〜でも最後の最後かなり面白かったです。思わず何度も読み返してしまった。ショコラ以外のキャラがものすごいことになっていて、いつかアナザーストーリー的なのを掲載してくれればいいのになとか思ってしまうくらい、最後の巻は読み込めました。ちょっと途中がぼんやりしてたから、どうなるんだ?と思ったけども、ここはあれですね。少女まんがというよりは魔女ッ子アニメ系の勢いで貫いたという感じなんでしょう。ブラボー。