何と言う?パート2?

昨日はうれしいことや辛い事が一度に訪れた日でした。前にも何度か書いた肺癌で入院していた友人が昨日わざわざ仙台に顔を見せにやってきました。先週退院し、白血球の数もなんとか増えたので遠出をしてもいいとのことで今回やってきたのですが、正直普通に振舞えるかどうか自信がなく、会いたいという気持ちとは裏腹に逢わないほうがいいのかも。。と思っていましたがあってみると、見た目が入院する前とほとんど変わっていないのです。変わっているといえばやはり髪の毛くらいでしょうか。でも帽子をかぶっていたので全然変わらず。本人もいたって普通な感じなので、あぁきっと時間はかかっても治るのだろうと思えるようなそぶり。だって食事制限もないし、酒も止められてないからという理由で、3人で昼間からワインを1本ですよ。しかも最初はグラスワインくらいで、、なんぞと言い放っていたくせに、おいしい、おいしいと繰り返し、私とかがもうやめたら?という言葉は無視しつつ一番本人が飲んでましたから。話している内容は今の状況や病院での出来事、今退院して何をしようかとか本人から発せられることをうんうんと聞くだけで、やはり肝心なことは何も聞けませんでした。そうこの日記でも書いた時は最初はリンパ腫かもということでしたが、結果は肺癌だったので、本人もどんなにリンパ腫だったら良かったことだろうと言ってました。本当にそう思う。ついこの前まで一緒にボードしたり飲んだりバカ騒ぎしていたのに、あまりの突然の出来事だし上手く事態が飲み込めなかった。それは本人が一番そう思っていたことだし、きっと最悪の覚悟も恐いことだけど彼はしているのだと思う。自分が一番気丈な態度で接してないと周りが心配する。そう思って明るく振舞っていたのだろうと思うと、とても悲しい。まだ仙台の住まいを引き払っていないという事なので、来れるうちは来るよ。と言っていたけど、あと何回・・と思うとまた悲しくなる。でもまだ生きているし、それだけでよしと思って私もまた頑張ろうと思います。